彼女は海を見る

なんでもない記録です。

2014年6月読書まとめ

2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1838ページ
ナイス数:75ナイス

 

ジョンルカレの影響で渋いスパイ作品がもっと読みたい。

 



シャーロック・ホームズの叡智 (新潮文庫)シャーロック・ホームズの叡智 (新潮文庫)感想
新潮文庫の短編集に収まらなかったものの短編集。「帰還」まで読み終えたので、先に進む前に読んだ。ノーウッドは、ドラマで知っていた。 割愛されたものだけれど、解説にもある通りに他の作品と変わりないものだった。こうした短編集の抜き出しを通して読むことで、これまでのホームズ・ワトスン君の活躍を時系列で少し思い出しながら読めてたのしめた。
読了日:6月1日 著者:コナン・ドイル
彼岸過迄 (新潮文庫)彼岸過迄 (新潮文庫)感想
須永の話をもっと確かに掴みたいと思って二度目。弱虫のくせにプライドが高く、僻んでいて神経質な男。親が望み、また互いに引かれ合っている関係のある彼の婚約者は、純粋で無邪気に見える女的な女。その二人が関係を持つとどうなるかという話を、以前友人と似た話をしたため、こういうことだったのかとよく理解できたような気がする。 また、形式について、私の癖で気付いた「人を研究する」点と同じだと気付いたことや、先日読んだ漱石アルバムで知ったその人間研究の跡…猫から始まる「探偵」が描いてあることに慰められた。
読了日:6月2日 著者:夏目漱石
砂漠 (新潮文庫)砂漠 (新潮文庫)感想
西嶋君に会いたくて、再読。「おまえたちね、…」と片言外国人のように語り出す姿を現実で見たい。いや、友人にほしい。滅茶苦茶で唾を飛ばしながらマシンガン演説をする西嶋君と友人になりたい。「友だちになってあげてもいいですよ」って云ってくれるだろうか。 砂漠ほど干からびた日々を送っている気は全くないけれど、オアシスのような日や人を時々求めていることを少し意識してしまった。でも実際、オアシスって砂漠じゃなきゃ見つけられないよね。
読了日:6月9日 著者:伊坂幸太郎
細雪 (中) (新潮文庫)細雪 (中) (新潮文庫)
読了日:6月14日 著者:谷崎潤一郎
死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)
読了日:6月14日 著者:ジョン・ル・カレ
変身 (新潮文庫)変身 (新潮文庫)感想
血縁の家族すら役割でしかない、愛とは情深く・距離を持ち・温度があり・捨てることさえそれだ、現実は夢で・夢は現実、ニート食うべからず…など色んなことを連想して読んだ。目覚めて気味の悪い虫になったら…醜さに自己嫌悪し死を選ぶのではないかと考える。グレーゴルは己の身の不自由さを気にしながら餓死するまで生きた。それは現在の私と同じじゃないか。容姿、要領、性格などの悪さを嘆き気にしながら、食べ笑い喋って思い、外へ出る。醜態の酷さに気付かず平気で生きる私。 また輪廻転生で考えると次は虫も当然で困る、本当に嫌いだから。
読了日:6月28日 著者:フランツ・カフカ

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