彼女は海を見る

なんでもない記録です。

12月読書

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3408ページ
ナイス数:84ナイス

人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)人に強くなる極意 (青春新書インテリジェンス)感想
読メの読みたい本ランキングから、タイトルで読みたい本へ。近い将来に「大きな変化」の中で生き残るための「極意」ノウハウ本。 自分自身・状況を客観的・冷静に見れば、より良く生活できるでしょうという感じ。要約すれば何てことのないものだった。でも、こういった意識の継続は中々難しいので、再度確認・改める機会は持っていた方が良いかもしれない。「あきらめない」と「侮らない」章は良かった。あきらめないための終わり・完成の設定。バーチャルを現実と混同してはいけない、「畏れ」を持つこと。
読了日:12月3日 著者:佐藤優
マリアビートル (角川文庫)マリアビートル (角川文庫)感想
善と悪を決めるのは難しいけれど、誰かを攻撃する、殺す、その感情があること、そして殺されることはとてもかなしい。特に鈴木先生の言葉が響いた。蜜柑と檸檬が好きだなあ。まさかのトーマスw 「世の中には二種類の人間がいる」というのは前の作品にもあったかな。伊坂作品の登場人物をズラッと並べてみたい。
読了日:12月5日 著者:伊坂幸太郎
余と万年筆余と万年筆感想
青空文庫で。漱石と同じ万年筆使えたら…と思ったけど現在は生産中止だそう。自分の万年筆を持とうとして初めからペリカン2本買ったのに使わなくなるというのが微笑ましい。
読了日:12月8日 著者:夏目漱石
インフェルノ (上)  (海外文学)インフェルノ (上) (海外文学)感想
文庫しか買わないでいたけど、本屋で耐えきれず購入。前作は一気読みだったけど…なんでハードカバーが読みにくいんだろう。 人口爆発について考える。原発廃止しないのはエネルギーの問題だけではない?と陳腐な陰謀(人口減少に原因を持っておく)を思ってみたりした。神が人をつくった時には飽きることを考えて21世紀までにしたか。それとも人が神の想像を超えたから罰したか。神がいるなら助けてくれるのか。地獄から天国は、輪廻から解脱を連想した。 この人口爆発を止める問題にどういった結末をつけるのか気になる。
読了日:12月8日 著者:ダン・ブラウン
インフェルノ (下) (海外文学)インフェルノ (下) (海外文学)感想
『天国と地獄』、『ダヴィンチコード』より人口爆発という社会問題に意識して読めて面白かった。その分、『神曲』や関連の芸術の印象が薄く感じた。
読了日:12月10日 著者:ダン・ブラウン
苦役列車 (新潮文庫)苦役列車 (新潮文庫)感想
汚い。対人の心境に親近感が湧いた。どこからどうしてそんなにと云うほどの驕慢と怠惰。出来上がった孤独にしんみりとしてしまった。人間臭くて好み
読了日:12月10日 著者:西村賢太
文藝春秋 2013年 09月号 [雑誌]文藝春秋 2013年 09月号 [雑誌]感想
「爪と目」のみ。淡々としていて、終わったときに何だかわからなかった。
読了日:12月13日 著者:
私の個人主義私の個人主義感想
青空文庫で。自身を固めて「自分」を持ち、それを活かすに自由が必要となる。すれば、他人にも国家にも同じ。自分を尊重する者は、他人を尊重する。この自由と個人は漏れなく孤独を背負う。 高校生の時には読んでおきたかったなあ。
読了日:12月21日 著者:夏目漱石
Wet Moon(3) (ビームコミックス)Wet Moon(3) (ビームコミックス)感想
ラスト2ページの、男女の表情がイイ。 そういう結びかァーと少々不満もあったものの、謎もコンプレックスも妙に絡んで好き。奇妙な世界だったからもう少し長編で読みたかったなあ。
読了日:12月23日 著者:カネコアツシ
吾輩は猫である (新潮文庫)吾輩は猫である (新潮文庫)感想
今まで読んだ本の中で一番に挙げたい、声に出して笑わせられた本。落語に似ていて(碌に知らないのに)、名の無い猫が語る人間世界が一々可笑しい。後の漱石作品や講演で出てくる視点が散りばめられてたり、自身のことを多く書いてあるので、第一作にして集大成のような作品だと思った(未読作品あるのに)。 終わりの章が勢揃いにして下らないと笑っていたら、暗い未来談と切なすぎる結びで一気に悄然としてしまった。 惜しい猫を亡くしました。
読了日:12月26日 著者:夏目漱石
漱石先生の事件簿 猫の巻 (角川文庫)漱石先生の事件簿 猫の巻 (角川文庫)
読了日:12月26日 著者:柳広司
私の男 (文春文庫)私の男 (文春文庫)感想
『伏』の時と同じく、文章が下手で女的で嫌だなと思った。これで賞もらえるのかと途中までナメてた。 過去ー2人の原因・理由、周囲の観察と関与が見えてくると、魅力が分かった気がした。話の組立は上手だなと思うんだけど、それを伝える文章で残念な気持ちになる。わざとなのかなとも考えてみたけれど…もう少し読まないと分からないな。
読了日:12月28日 著者:桜庭一樹
三四郎 (新潮文庫)三四郎 (新潮文庫)感想
二度目。初めて読んだ時よりずっと明瞭に読めたと思う。大学入学のために上京して、都会、学者(学生)、女の空気に触れた三四郎。広田先生や与次郎、先にこの世界を知った者が三四郎の前でそれらを評する言葉は、現代にも通じていて頷きながら読む。特に序盤の富士山からの飛躍部分、偽善と露悪を持つ20世紀の人のところ。 最後に、三四郎が美禰(「示爾」が出ない)子と言葉を交わす前の“迷羊”の思い出ー失恋の回想が切なくて美しい。 甘酸っぱい青春というより、苦いものに感じる。
読了日:12月30日 著者:夏目漱石

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